「Phasmophobia」で肝試しする大学サークルの気分を味わおう
FF14はオフシーズンを迎え、アークナイツの危機契約も終了した今日このごろ。
NGSは平日昼でもないとマトモに遊べないほどラグってるし、皆でワイワイできるのは精々デュエプレぐらいだろうか。あとは各々の遊んでいるゲームを配信してまったり過ごす日々である。
そんな中、とあるゲームを再度プレイする機会があった。
Phasmophobiaである。
Phasmophobiaって何ですか
語弊を恐れず言い切ると「大学サークル肝試しシミュレーター」だろう。
プレイヤーは心霊現象が発生しているという物件の調査に赴く。
物件はおどろおどろしい雰囲気に包まれており、か細い懐中電灯の光だけではビビってしまうこと請け合い。一応電気が通っていれば電灯を付けることもできるが、ブレーカーを上げる必要があったり、勝手に霊が消してきたりとそこまで信用できない。
幽霊は3つの証拠を残す。
その証拠を見つけて幽霊を特定し、さっさと帰るのが主目標である。
帰らないと「正気度(sanity)」が減っていく。
正気度が一定以下まで減ると「ハント」の始まる可能性がじわじわと増えていく。
ハントとはブチ切れた幽霊によるダイレクトアタックタイムを指す。
ハント中は懐中電灯が使い物にならなくなり、暗闇の中を幽霊がクソデカ足音で巡回して回る。もし見つかってしまったら……
後ろからだーれだっ?と目隠しされ、謎の場所に連れ込まれて終了となる。
なお、写真だと手だけでも怖いと感じるが実際はねっとり手が出てくるのでそこまで怖くない。安心だな!
なんで大学サークル肝試し?
さて、ここまで紹介すると普通のガチホラーゲームやんけとなってしまうが、
このゲームは4人まで同時に遊ぶことができる。
多人数で遊ぶとわかるが、ワイワイやれるのでほとんど怖くない。
「温度計とスピリットボックス持ってくね」
「じゃあ俺EMFとカメラ持ってくわ」
のように、事前に担当決めしつつ効率よく探索を進めることができるのだ。
普通なら怖い真っ暗の部屋も、2:2で分かれてツーマンセルで探索すればそこまで怖くないだろう。
また、このゲームの大きな特徴としてプレイヤーの声に反応するというものがある。
プレイヤーが「そこにいますか?」「何歳ですか?」などと声掛けすることで、幽霊が何かしらの反応を返す可能性があるのだ。
スピリットボックスというアイテムはまさにこのシステムを利用している。
プレイヤーが真っ暗闇の部屋の中でスピリットボックスに話しかけ、ボックスから反応が帰ってくる(HERE、BEHIND、KILLなど)と「スピリットボックス反応あり」という証拠になる。
また、普通にワイワイ騒ぐだけでも幽霊にとって居心地が悪いらしい。
電話を鳴らす、蛇口を勝手にひねるなどの心霊現象で対抗してくる。
ちょっと怖いがこれが意外と有効で、干渉を受けた物の近くに幽霊の縄張りがある可能性が非常に高い。(縄張りと表現したが正式名称は「ゴーストルーム」らしい。身内ではもっぱら「現場」で通っている)
つまり、DQNよろしくオラつき回りながら部屋を見て回るのが、
一番手っ取り早い幽霊発見手段ということになる。
なお、心霊現象を目撃すると急激に正気度が減るので、寿命を縮めながら探索しているに等しい。静かに、丁寧に探索するか、一気に騒がしく探索するかはパーティ次第だろう。
なお、プレイヤーの声にはハント中も反応する。
面白いことに、プッシュトゥトークで話していない状態でも声を漏らすと反応する。
ハント中は絶対に声を上げられないので、ついさっきまでオラついてた集団がライトがチカチカ点滅した瞬間「スン...」と静かに逃げ道を探す瞬間がなかなか面白かったりする。
ちなみに、幽霊に襲撃されて死んでしまったプレイヤーは死後の世界で残ったプレイヤーや幽霊を観察することができる。
ちょっとずるいが、ハント中の幽霊の行き先を死んだプレイヤーが逐一伝えて逃げ先を指示することもできる。また、ハント開始直後の幽霊の位置(=現場)を把握することもできる。死んだ後の方が自由に動けるので、暇になることは少ないだろう。
そんな訳で、ワイワイ遊べるパーティホラーゲームとして
かなりイイ線いってると思われる、phasmophobiaの紹介でした。
そろそろゲーム内VCオンリー&死後プレイヤー発言禁止辺りでやってみたい。